スタッフ

安田 和則客員教授 (YASUDA Kazunori)

研究室
ソフト&ウェットマター研究室
研究テーマ
機能性高分子ゲルが細胞・組織に与える効果の分子機序の解明とその医療への応用
研究キーワード

ソフトマター、高分子ゲル、生体材料、人工軟骨、人工腱・靭帯、軟骨再生、腱・靭帯再生、シグナル伝達経路、マテリアルゲノミクス、再生医療

研究内容

  1. 多機能ダブルネットワークゲルを用いて開発した人工関節軟骨および人工半月板の原理を用いて、変形性関節症に対する新しい手術的治療法を開発する。
  2. Ex vivoにおける様々な細胞の分化を、多機能ダブルネットワークゲルを用いて制御する方法を開発し、その分子メカニズムを解明する。
  3. それらの成果を応用して、新しい先端治療法を開発する(例: 関節軟骨の自然再生誘導治療法の開発)。
  4. ソフトマターを応用して様々な生命現象の分子メカニズムを明らかにするマテリアルゲノミクスという新しい科学領域を創生する。

担当学部・大学院

  • 理学部担当:
    なし
  • 大学院生命科学院担当:
    なし

メッセージ

現在、北海道大学では文科省の支援を受けてソフトマター国際連携研究教育拠点の構築が進んでいます。ここでは、化学、物理学、生物学、医学を融合する国際連携チームが新規ソフトマターの開発とその原理の解明から、それを応用した新しい臨床治療方法の開発までを一気通貫に研究する新しい研究体制が構築されるでしょう。学生の皆さん、このような素晴らしい環境の中で勉強して、北大でしか学べない知識と貴重な経験を身に着けてください。

所属