イメージング若手研究会「光塾」参加して

濱田 悠太
生命融合科学コース・修士課程・2年
細胞機能科学研究室

 

先端生命科学研究院・生命科学院では所属の大学院生に対する「スキルアップ支援」を実施しています。

対象は、生命科学専攻(生命融合科学コース)またはソフトマター専攻に所属する、「MC-DC一貫短縮修了コース(※)」の学生、及び博士課程への進学を希望する優秀な学生です。学生の研究能力向上のため、学会参加などへの支援を行います。
(※)優秀な学生を対象に、標準修業年限(修士課程2年、博士後期課程3年)を短縮(修士課程1-1.5年、博士後期課程2-2.5年)しての博士学位の取得を目指すコース

 

支援を受けた学生によるレポートを紹介します。

光イメージング若手研究会「光塾」に参加して

2023年1月18~19日に大阪大学にて開催された「光塾」という光イメージングに強い興味・関心のある若手研究者が中心となって自身の研究発表を行う研究会に参加してきました。2日間の研究会では、学会同様に口頭発表とポスター発表、基調講演が行われ、最先端の光イメージング技術開発から生命科学への技術応用まで非常に興味深い内容ばかりでした。

ポスター発表中の記念撮影

今回、私はポスター発表を行い、様々な研究者との議論を通して、自身の研究課題や今後の発展性が明確に捉えられるようになりました。また、異なるバックグラウンドの研究者と意見交換することで、自分自身では気づいていなかった視点からのインスピレーションを得ることができました。口頭発表や基調講演の聴講では、今後の自身の研究に役立つ情報を取得することができました。

ポスターセッションで他演者と議論をしているところ
岡田康志さん (東大・理研) による基調講演の様子

また、他大学の同年代の若手研究者とこのような会で関わることで、自身の研究へのモチベーションにもつながったと実感しています。今回知り得た最先端の蛍光イメージング技術や生命科学分野への応用、研究者との議論をもとに、今後さらなる研究の発展に役立てていきたいと思います。