五十嵐 靖之客員教授 (IGARASHI Yasuyuki)
- 研究室
- 脂質機能性解明研究部門
- 研究テーマ
- スフィンゴ脂質の生理機能の解明とそれに基づく応用開発
- 研究キーワード
スフィンゴ脂質、セラミド、スフィンゴミエリン、スフィンゴシン1-リン酸、糖脂質、スフィンゴ脂質とメタボリックシンドローム病態、スフィンゴ脂質とエクソソーム、アルツハイマー疾患、 スフィンゴクラスター医薬開発、スフィンゴ機能性食品、 化粧品の開発
研究内容
1. スフィンゴシン 1-リン酸(S1P)受容体を介したシグナル伝達
2. スフィンゴ脂質の動態と細胞膜機能
3. セラミド/スフィンゴミエリン代謝とメタボリックシンドローム、アツツハイマー病態、それを改善する医薬開発研究
4. セラミドの皮膚機能の解析とセラミド含有機能性食品の基盤開発研究
スフィンゴ脂質は細胞膜を構成する主要な脂質の一つである。 細胞膜は一様では なく、スフィンゴ脂質、コレステロールなどが集積したマイクロドメインが存 在し、シグナル伝達経路の場として重要な働きをしていると考えられている。
我々の研究室では主に以下の2課題を中心に研究を進めている。
1)重要な脂質メディエーターであるスフィンゴシンー1リン酸(S1P)やスフィンゴミエリンやセラミドの代謝酵素の機能と脂肪肝や肥満、更に アルツハイマー病との関連に関しての基礎研究ならびに応用開発研究
2)皮膚におけるセラミドのバリアー機能の分子的メカニズムに関する基礎研究とそれに基づく皮膚の水分保持やアトピー疾患の改善およびアルツハイマー疾患予防に役立つ機能性素材、食品の開発など企業とも「産業創出部門」を作り連携して進めている。
担当学部・大学院
- 理学部担当:
なし - 大学院生命科学院担当:
なし
所属
- 附属次世代物質生命科学研究センター,産学連携ユニット 脂質機能性解明研究部門
- 次世代物質生命科学研究センター,産学連携ユニット,脂質機能性解明研究部門