臼杵 靖剛客員准教授 (USUKI Seigo)
- 研究室
- 脂質機能性解明研究部門
- 研究テーマ
- 食品植物に含まれるセラミドの神経性皮膚機能の解明
- 研究キーワード
スフィンゴ糖脂質、セラミド、神経、シグナル伝達、機能性健康食品、化粧品、痒み
研究内容
スフィンゴ糖脂質の構造と活性に関わる研究によりその機能も次第に明らかになりつつある。植物性グルコシルセラミドは近年健康食品に含まれる美容目的の機能性セラミドとして認知されるようになってきた。機能性セラミドが注目される背景には皮膚機能の改善効果、抗癌効果、抗老化効果などの広範な有用性も指摘されている。ところで、皮膚の角質バリアーの機能低下が起きると保湿作用が低下すると同時に感覚神経の痒みの閾値が低下する。皮膚における痒みの神経機能には神経突起を伸張させるNGFと抑制するsemahorin3Aが関与している。痒みを起こすNGFの作用を抑制するsemaphorin3Aに類似する作用分子としての植物に含まれる機能性セラミドに着目し、研究をおこなっている。
担当学部・大学院
- 理学部担当:
なし - 大学院生命科学院担当:
なし
代表的な研究業績
所属
- 大学院先端生命科学研究院,附属次世代物質生命科学研究センター 産学連携ユニット 脂質機能性解明研究部門
- 次世代物質生命科学研究センター,産学連携ユニット,脂質機能性解明研究部門