先端生命科学研究院でFDSD研修会「総会2019」を開催

先端生命科学研究院では2月10日(月)に理学部7号館310室にて令和元年度FDSD研修会「総会2019」を開催しました。今年度も教育・研究担当の全教員及び研究室の事務・技術職員を対象とし,同研究院の諸研究・教育活動報告とともに,理学・生命科学事務部の業務報告も実施しました(出席者総数77名(研究院等教職員44名,事務部30名,他3名)。
 今年度のプログラムは2部構成で(1) 教えて!理学・生命科学事務部の活動,(2)第3期中期計画と研究・教育・教育支援環境について行われました。

プログラム (1)では,理学・生命科学事務部の人事担当,会計担当,研究協力担当,外部資金担当,営繕担当,教務担当,大学院教育担当の若手事務職員を中心に業務担当の紹介があり,決裁のプロセスなど教員にとりわかりにくい手続きなどを含め,改めて「なるほど!」という発見もありました。
プログラム (2)では,研究推進では,科研費の申請状況,国立大学経営改革促進事業の研究IR評価や若手育成,指定国立大学法人制度,産業創出講座等の本学の現状について,教育改革関連では,大学院改革,留学生や交換留学等について,研究・教育環境関連で短期支援員雇用体制の見直し,メール攻撃訓練,安否確認等について門出研究院長から説明がありました。また昨年に引き続きSDGsと教育について,2020年度より生命科学院シラバスの全開講科目にSDGs目標の関連を見える化する取組を開始する計画について出村副研究院長から紹介がありました。
 続いて,次世代物質生命科学研究センターの危険物保管庫設置状況,ゴミ分別の留意などについて先端生命科学研究院・比能洋教授から説明がありました。
 
研修会終了後には先端生命科学研究院と理学・生命科学事務部の意見交換会も行われ,今後の大学教育・研究環境の改善に教員と事務職員との協働意識を更に深めることができました。

北大時報3月号 (2020)