同窓生たちが母校に集うホームカミングデー。北大理学部では、社会で活躍する先輩と現役学生が本音で語り合い、新たな絆を育むための「キャリア発見交流会」を開催します。
高分子機能学の卒業生も登壇します。理学部および大学院に在籍する皆さん、同窓生の皆さんのご参加を心よりお待ちしています。
理学部および大学院に在籍する皆さんへ
北海道大学理学部という素晴らしい学び舎を選んだ皆さん。卒業後のキャリアについて、どんな道に進めば良いか迷っている方も多いのではないでしょうか?
9月29日(月)、卒業後の進路を考えるヒントが見つかる特別な一日がやってきます。社会で活躍する13名の先輩たちのトークと、20名を超えるブース展示で、 卒業後のキャリアがぐっと身近に感じられるはずです。 この出会いが未来への一歩となるかもしれません。ぜひご参加ください。未来の自分に会いに行きましょう。
同窓生の皆さんへ
懐かしいキャンパスに足を運び、現役学生たちと交流しませんか?皆さんが積み重ねてきた経験や知識は、後輩たちにとって心強い道しるべとなります。
このイベントは、北海道大学ホームカミングデー2025の理学部企画です。ブース展示の他、講演会後の懇親会(軽食付き)などで、親睦を深める機会を用意しています。同窓生と現役学生の皆さんで、本音で語り合い、新たな絆を育んでいきましょう。皆さんのご参加を心よりお待ちしています。
概要
- 日時:2025年9月29日(月)10:00〜18:00頃 (開場10:00)
- 会場:北海道大学理学部5号館大講堂(2階)および周辺ラウンジ・ホール(札幌市北区北10条西8丁目)
https://www2.sci.hokudai.ac.jp/contact-access - 対象:理学部および関連大学院の現役学生、同窓生、教職員、地域のみなさま
※理学部進学に関心のある総合理系1年生の皆さんの参加も歓迎します。 - 申込方法:googleフォームより9月18日(木)正午までに事前エントリー願います。
・懇親会準備のため、事前エントリーにご協力ください。
・事前エントリーをしていただいた方には、「特製名札」をご用意いたします。交流会でぜひご活用ください。 - 主催:北海道大学理学部/理学部同窓会/北海道大学大学院理学研究院
- 問い合わせ先:理学キャリア説明交流会運営チーム HCD_Sci2025@sci.hokudai.ac.jp
プログラム
10:00 開場(ポスター会場準備は9:30から可)
ポスターセッション開始(2階ラウンジ、1階エントランスホール)
12:00 休憩
13:00 開会挨拶 永井 隆哉(理学部長・理学部同窓会長) (※以下敬称略)
13:05 第6回理学部創立100周年カウントダウン講演会
表 渓太(北海道博物館)生物科学科生物学専修 15期、2011年卒
「フィールド研究から博物館へ」
13:35 理学部および関連大学院卒業生によるキャリアトーク・パート1
- 松尾 良子(日本製鉄株式会社) 地球惑星科学科20期、2017年卒
「世界最大の化学反応容器!?高炉とは〜七帝柔道と火山地質の世界から鉄づくりへ〜」 - 佐藤 諒(クオリサイトテクノロジーズ株式会社)数学科新20期、2018年卒
「地方で働くということ ~数学科出身者の一例を紹介~」 - 大山口 英明(住友電気工業株式会社)化学科新17期、2015年卒
「生産技術部で働くという選択肢」 - 矢島 義之(日本電気株式会社)物理学科新20期、2017年卒
「理学を基礎に推し進める企業の研究開発」 - 山田 健太郎(株式会社講談社)生物科学科生物学18期、2014年卒
「(仮題)北大理学部卒で出版社就職は「アリ」なのか?」 - 水谷 晴香(旭化成株式会社)生物科学科高分子機能学26期、2022年卒
「旭化成における若手社員の働き方紹介」14:45 休憩
15:00 理学部および関連大学院卒業生によるキャリアトーク・パート2
- 梶川 明祐実(野村総合研究所)物理学科新22期、2019年卒
「(仮題)理学研究からITコンサルタントへ、キャリア選択の考え方」 - 小浦方 寛太(株式会社インサイトテクノロジー)数学科新16期、2014年卒
「(仮題)理学院・理学部出身者がソフトウェアメーカーで開発として札幌で働くやりがい」 - 田巻 初(日本電子株式会社)生物科学科高分子機能学14期、2010年卒
「TBA」 - 近間 克己(日産化学株式会社)化学科62期、1992年卒
「日産化学株式会社での研究開発について」 - 松本 信二(住友大阪セメント株式会社)地球惑星科学科24期、2021年卒
「分野に縛られない研究者を目指して~セメントメーカーの意外な一面~」 - 丸山 優樹(塩野義製薬株式会社)生物科学科生物学17期、2013年卒
「予想外を前向きに捉える:製薬企業でのキャリアの一事例」
16:10 閉会挨拶 門出健次(理学部同窓会理事長)化学科54期
16:30〜18:00 ポスターセッション・懇親会
ポスターセッション
- 佐藤 諒(クオリサイトテクノロジーズ株式会社)数学科新20期、2018年卒
- 小浦方 寛太(株式会社インサイトテクノロジー)数学科新16期、2014年卒
- 梶川 明祐実(株式会社野村総合研究所)物理学科新22期、2019年卒
- 矢島 義之(日本電気株式会社)物理学科新20期、2017年卒
- 藤井 健太郎(東京エレクトロン株式会社)物理学科新22期、2019年卒
- 齋藤 猛敬(三菱電機株式会社)物理学科新20期、2017年卒
- 萩原 将也(株式会社東芝)物理学科新10期、2007年卒
- 大山口 英明(住友電気工業株式会社)化学科新17期、2015年卒
- 近間 克己(日産化学株式会社)化学科62期、1992年卒
- 山田 健太郎(株式会社講談社)生物科学科生物学18期、2014年卒
- 丸山 優樹(塩野義製薬株式会社)生物科学科生物学17期、2013年卒
- 眞木 祐子(雪印種苗株式会社)生物科学科生物学12期、2008年卒
- 武井 夏海(協和キリン株式会社)生物科学科生物学20期、2016年卒
- 田巻 初(日本電子株式会社)生物科学科高分子機能学14期、2010年卒
- 水谷 晴香(旭化成株式会社)生物科学科高分子機能学26期、2022年卒
- 松本 信二(住友大阪セメント株式会社)地球惑星科学科24期、2021年卒
- 松尾 良子(日本製鉄株式会社)地球惑星科学科20期、2017年卒
- 梅沢 晃司(大日本ダイヤコンサルタント株式会社)地球科学科14期、2011年卒
- 磯野 雄生(JX金属株式会社)地球惑星科学科19期、2016年卒
- 種倉 渓(株式会社北海道技術コンサルタント)地球惑星科学科22期、2019年卒
- 吉田 英臣(三菱マテリアル株式会社)地球惑星科学科23期、2020年卒
登壇者プロフィール
表 渓太(北海道博物館 学芸主査):
東京都立立川高等学校出身。2011年北海道大学理学部生物科学科卒業、2016年大学院理学院自然史科学専攻博士課程終了、博士(理学)。学部1年からヒグマやニホンザルなどのフィールド調査に関わる。大学院ではシマフクロウの系統地理や遺伝的多様性の研究に取り組む。2015年から動物担当の学芸員として博物館に勤務。自然をテーマとした展示や観察会などのイベントを企画している。趣味は木登りや細工物。
松尾 良子(日本製鉄株式会社):
2017年北海道大学理学部地球惑星科学科卒業、2019年大学院理学院自然史科学専攻修士課程修了。2019年日本製鉄(株)に入社後、同年6月より北日本製鉄所(室蘭地区)製銑部に配属(現職)。世界最大の化学反応容器とも呼ばれる高炉操業一筋の現在7年目。操業管理/研究開発/設備企画/予算業務などを担当。2025年7月より新米技術課長としてマネジメント業務を勉強中。趣味は、登山・柔術・ランニング・食べ飲み歩き。
佐藤 諒(クオリサイトテクノロジーズ株式会社):
札幌市出身。2018年北海道大学理学部数学科卒業、2020年大学院理学院数学専攻 修士課程修了。2020年にクオリサイトテクノロジーズ株式会社に入社。沖縄本社での6か月間の新入社員研修修了後、札幌市の北海道開発センターにて、大手人材紹介会社のシステム開発プロジェクトに参画。プライベートでは、昨年第一子が誕生し、現在は一児の父として育児に奮闘中。
大山口 英明(住友電気工業株式会社 生産技術本部):
2015年北海道大学理学部化学科卒業、2017年大学院総合科学院総合科学専攻修士課程修了。主に画像処理技術を用いた「検査装置の開発・設計」に従事。社内の様々な製品の検査(出荷前の最終検査や、途中の工程内検査など)を自動化するための技術開発と、その装置の設計を行っている。趣味はゴルフとサウナ巡り。
矢島 義之(日本電気株式会社 アドバンストネットワーク研究所):
2017年北海道大学理学部物理学科卒業、2019年大学院理学院宇宙理学専攻修士課程修了。2022年同専攻博士課程修了、博士(理学)。学生時代では近傍銀河の電波観測から分子ガスの物理状態と星形成の関係性を研究。入社後、センシングデータと物理モデル・数値シミュレーションを融合するデータ同化を軸とした研究開発に従事。趣味は星をみること、星景写真撮影 (学生時代は天文同好会所属)。
山田 健太郎(株式会社講談社):
書籍編集者。2014年理学部生物科学科卒、16年環境科学院生物圏科学専攻修士課程修了。学部では相馬研究室でジュウシマツの求愛歌を、大学院では小泉研でウグイの回遊行動を研究する。卒業後は株式会社講談社に入社し、文芸書・漫画の営業、宣伝を担当。23年より科学系新書「ブルーバックス」の編集部に異動し、現在は全国の大学を飛び回って研究者に執筆を依頼する日々を送っている。趣味は釣りと旅行、そして読書。
水谷 晴香(旭化成株式会社 守山製造所):
2022年北海道大学理学部生物科学科高分子機能学専修卒業、2024年北海道大学大学院生命科学院ソフトマター専攻修士課程修了。現在、ポリウレタン弾性繊維の原糸開発に従事。部場のDX推進にも関わる。趣味は、ライブやフェスに行くこと、旅行(+ポケふた巡り)
梶川 明祐実(株式会社野村総合研究所 流通ソリューション事業本部):
2019年北海道大学理学部物理学科卒業、2021年理学院宇宙理学専攻修士課程修了。セブン-イレブン様向けのシステム提供に従事。現在は国内コンビニエンスストア初である業務システムのフルクラウド化を実現する「次世代店舗システム」の構築に関わる。趣味は全国の日本酒を嗜むこと、愛猫と遊ぶこと、トレーディングカードゲーム。
小浦方 寛太(株式会社インサイトテクノロジー):
2010年に北海道大学理学部に入学し、理学部数学科、及び理学院数学専攻で主に位相幾何学分野を研究。理学院数学専攻2016年修士修了後、インサイトテクノロジーに入社し、札幌R&Dセンターに勤務。ソフトウェアエンジニアとして機械学習技術応用の研究開発に従事し、2025年時点でプロダクト開発本部AIグループのリーダー。大学卒業後も、仕事と趣味で数学を続けている。
田巻 初(日本電子株式会社):
近間 克己(日産化学株式会社):
1992年北海道大学理学部化学科卒業、1994年同大学理学研究科化学専攻博士前期課程修了(分析化学研究室)。1994年三田工業株式会社入社。1998年北海道大学理学研究科化学専攻博士後期課程修了(分析化学研究室)。1998年日産化学株式会社入社、分析研究部に勤務。2010年新事業企画部(企画、事業立上げ)、2015年機能性材料事業部(営業)、2017年物質科学研究所物質解析研究部、2022年より同部部長。趣味は登山、キャンプなど。
松本 信二(住友大阪セメント株式会社):
2023年大学院理学院自然史科学専攻修士課程修了、修士(理学)。学生時代は、pH可視化による炭酸カルシウム結晶形成メカニズムについて研究。就職後は、主に海洋製品事業に関する研究開発に従事するとともに、脱炭素や生物多様性保全等、サステナビリティに関して幅広く情報収集・研究開発に携わる。趣味はカラオケであり、最近は高得点も狙えるようになった。
丸山 優樹(塩野義製薬株式会社 医薬研究センター):
2013年北海道大学理学部生物科学科/生物学卒業、2015年大学院生命科学院生物科学専攻修士課程修了。2018年同専攻博士課程修了、博士(生命科学)。入社後は感染症研究に従事、北大で新型コロナウイルス感染症治療薬の創製に関与。現在は研究所オフィスで研究活動情報の整備や研究ボトムアップ企画・運営を行う。最近の趣味は生物図鑑アプリを片手に散歩すること。
関連サイト
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