浜中元成
高分子機能学3年(当時)
平成29年9月26日、高等教育推進機構にて開催された1年生向けイベント「学部・学科紹介」にて、イギリス・Warwick大学での留学体験記を発表しました。これから留学を目指す皆さんへ役に立てばと思い、その時お話した内容を紹介いたします。
私の交換留学に至るまでの流れ
1年春休み:FSPに参加→交換留学を考え始める
2年前期:交換留学について調べる
2年夏休み:IELTS受験
2年秋:交換留学応募
2年春休み:学内面接、交換留学決定
3年前期まで:北大に通常通り通学
3年後期から:約9か月間留学
現在:3年後期から北大に復学
交換留学の情報収集
・北大生のための留学ガイド (ハードコピー版&ウェブ版)交換留学のみならず様々な留学形態の情報が記載されている
・他大学のウェブサイト
なぜ 英 Warwick ?学部3年?
・英語圏(欧州諸国も一応候補に)
・World University Rankings (TimesまたはQSが有名)100位以内
・英語のスコア(IELTSまたはTOEFL iBT)や成績(GPA)との兼ね合い→これらの条件から絞り込み、最もしっくりきた大学
・2年だと1年の段階で準備していなければ不可能
・研究室配属が3年後期なので、4年後期から留学となると卒業研究を中断しなければならなくなる→学部3年が現実的だった
英語の試験について
・IELTS (英国英語、paper-based & interpersonal)
・TOEFL iBT(米国英語、internet-based)
※受験料が1回2万円程度とかなり高額
※スコアは2年間有効なので、余裕のある時に早めに取得するのがベター
※ TOEFL ITP や TOEIC は留学の選考で基本的に役に立たないので注意
※英語のスコア次第で行ける大学のレベルに大きな差が出てくる
→交換留学の選考において最も重要だと思う
留学資金
・授業料:北大納入分(親に)
英国や米国など授業料が高額なところに行くのであればかなり割安
・生活費:JASSOの給付型奨学金(月8万円)
学生寮の値段はものによって月4~10万と幅があった
外食は高いので、自炊すべき(調理器具の初期投資のみで済む)
・往復渡航費:東京・ロンドン間約11万円(JALの学生ロングステイ)(自分で)
・ビザ取得や保険等の留学準備金:約10万円(自分で)
留学中の生活
・授業:Oncology, Dynamics, Tutorial, Research Project
ついていくためにレコーディングアプリを活用
・研究室:細胞質分裂の研究
コネはなかったが、メールで事前に交渉
・学生交流:Japan Society、同じ学科の学生、ラボの仲間、北大生
最後に
私の留学レポートを始め、高分子機能学の学生の留学体験のレポート は学科HPに掲載されているので、興味があれば是非ご覧ください。