平井 芙実
ソフトマター専攻・博士後期課程・1年
蛋白質科学研究室
先端生命科学研究院・生命科学院では所属の学生に対する「スキルアップ支援」を実施しています。
対象は、「MC-DC一貫短縮修了コース(※)」の学生、及び、生命科学専攻(生命融合科学コース)及びソフトマター専攻の博士後期課程(DC)への進学を希望する優秀な博士前期課程学生(MC)・理学部 生物科学科(高分子機能学専修)4年生です。学生の研究能力向上のため、学会参加などへの支援を行います。
※生命融合科学コースまたはソフトマター専攻に所属する優秀な学生を対象として、標準修業年限(MC 2年、DC 3年)を短縮(MC 1-1.5年、DC 2-2.5年)しての博士学位の取得を目指すコース
支援を受けた学生によるレポートを紹介します。
異分野の知識を深める
私は抗菌ペプチドという免疫に関連する分子の研究を行っており、特にウシ由来の抗菌ペプチドに注目して研究を進めています。
研究を進める中で、自身の研究に関連する、周辺分野の知識が不足していると感じることがありました。そのため、今回のスキルアップ支援では、より知識を深めたいと考えていた、ウシの泌乳や疾患、バイオインフォマティクスに関連する書籍の購入を支援していただきました。
購入した書籍を通して、これまで曖昧だった知識や疑問に感じていた部分について学ぶことができました。学んだ知識を今後の研究に活かしていきたいと考えています。
また、改めて、自身の専門分野だけではなく異分野の知識についても積極的にインプットする機会を設けていくことが重要だと感じました。
自由項目支援では、書籍購入や講習会の受講などの支援を受けることができます。これまで学びたかったけれどもなかなか手が出せていなかったことを学ぶきっかけとして、スキルアップ支援を是非活用してみてください。

ウシの泌乳や疾患に関連する書籍、バイオインフォマティクス関連の書籍など、合計23冊購入しました。