ガン診断に未踏の波長を利用医療応用が可能な安全性の高い短波赤外蛍光色素を開発

北海道大学大学院先端生命科学研究院の門出健次教授、マハデバ・スワミイ助教、同大学大学院農学研究院の村井勇太准教授、理化学研究所生命機能科学研究センター無細胞タンパク質合成研究チームの神隆上級研究員(研究当時、ナノバイオプローブ研究チーム、チームリーダー)、坪井節子テクニカルスタッフⅠ(研究当時、ナノバイオプローブ研究チーム、テクニカルスタッフⅠ)らの共同研究チームは、短波赤外蛍光イメージングの医療応用に向けた蛍光色素の開発に成功しました。本成果は、短波赤外光を利用した非侵襲イメージング技術を医療応用するうえで非常に重要な基礎技術となります。

短波赤外蛍光イメージング技術の開発は、ここ数年世界的な研究競争が行われていますが、ヒトでの応用が可能な短波赤外蛍光色素の開発には成功していませんでした。今回、共同研究チームは、ヒトで唯一使用が認められているインドシアニングリーン(ICG)をベースに短波赤外蛍光を発する類縁体を開発し、短波赤外蛍光イメージングの医療応用への道を開きました。

本研究成果は、4月1日(月)公開のACS Applied Materials & Interfaces誌にオンライン掲載されました。

北大プレスリリース:ガン診断に未踏の波長を利用~医療応用が可能な安全性の高い短波赤外蛍光色素を開発~