タンパク質を作る!調べる!蛋白質科学研究室が見学会を開催

理学部生物科学科(高分子機能学)では、本学1年生向けの研究室見学会を行っています。2023年1月20日(金)は、蛋白質科学研究室で見学会が開催されました。5名の1年生が参加し、相沢 智康 教授(先端生命科学研究院)が研究室を案内しました。

研究室の研究テーマについて説明する相沢教授

蛋白質科学研究室では、ヒトを初めとした様々な生物の体内で働くタンパク質について研究しています。微生物を使ってタンパク質を人工的に生産し、構造や機能を調べ、医薬や産業への応用も目指しています。生物から取り出したタンパク質は「物質」なので、研究手法としては生物学よりも化学を使うことが多いそうです。

液体クロマトグラフィーでタンパク質を精製する部屋を見学

研究についての説明を聞いた後、学生の居室や実験室などを見学しました。各実験室には、実験装置や器具が所狭しと並び、活発に研究が進められている様子がうかがえます。

タンパク質を作らせる大腸菌や酵母を培養する大型フラスコについて説明

参加した1年生からは、「学科選びの参考になった」、「楽しそうな研究室だと感じた」、「学生たちが一生懸命に研究している雰囲気が伝わってきた」などの感想がありました。