共用施設設備

次世代物質生命科学研究センター・先端基盤ユニットによる共用体制

先端生命科学研究院は附属次世代ポストゲノム研究センターのミッション達成を踏まえ、今後、様々な研究推進に貢献するため、同センターを平成28 (2016)年4月に次世代物質生命科学研究センターと改組しました。新センターは3つの機能ユニットからなります。産学連携ユニットでは、出口指向の生命・物質材料の創製、医療・健康関連を中心とした産学連携を展開します。国際連携ユニットでは、ソフトマターGI-CoREプログラム(2016-2020)、SMCR(GI-CoRE協力拠点)などを中心とした国際共同研究拠点の推進を支援します。

先端基盤ユニットでは、オープンファシリティ制度によるNMR, MS, X線、イメージング、物性測定等の先端共用機器の提供により、産学連携ユニット・国際連携ユニットの研究推進とともに、生命科学院の大学院教育にも利用出来る研究環境を整備します。共用機器を活用した高度技術人材育成、オープン教育リソース開発については、創成研究機構グローバルファシリティセンター(FGC)、オープンエデュケーションセンター(OEC)と連携推進しています。

ソフトマター機器共用ユニット(Soft Matter Open Unit, SMOU)はGFCと連携し、先端機器の移設・再配置や共用機器の集約を行い、本学オープンファシリティプラットフォームによる共用機器の維持管理、専門スタッフのスキル向上・キャリア形成や技術指導による利便性向上、実践的実習への活用(大学院共通授業科目・国際サマースクール)など共用システムの教育環境整備も進めます。

ソフトマター機器共用ユニット(Soft Matter Open Unit/SMOU)
https://www.gfc.hokudai.ac.jp/openfacility/facilities/sky.html#SMOU

先端NMRファシリティの共用促進プログラム(文部科学省「先端研究基盤共用・プラットフォーム形成事業」平成25-27 (2013-2015)年度) の実績をもとに継続・実施しています。北海道地域で最大のNMR施設として、地域産業のみならず、全国の産業界、学術・研究機関などからもご利用いただけます。

先端NMRファシリティ(学内外利用方法・トライアルユース)
http://altair.sci.hokudai.ac.jp/facility/nmr/index.php 

装置一覧
http://altair.sci.hokudai.ac.jp/facility/nmr/equipment.html 

オープン教材
http://altair.sci.hokudai.ac.jp/facility/nmr/ICT.html 

お問い合わせ
http://altair.sci.hokudai.ac.jp/facility/nmr/contact.html

文部科学省「先端研究基盤共用促進事業」
NMRプラットフォーム
先端的なNMR設備と関連技術を産学官に共用する先端的NMR研究基盤を有する機関である北海道大学、東北大学、東京大学、横浜市立大学、自然科学研究機構生命創成探究センター、大阪大学、広島大学は、NMR装置や関連技術・製品のメーカー4社(日本電子株式会社、ブルカージャパン株式会社、株式会社シゲミ、大陽日酸株式会社)とともに、先端的 NMR研究基盤のネットワークである「NMRプラットフォーム」(代表:理化学研究所)を形成しました。
http://nmrpf.jp