北海道大学理学部ホームカミングデー 「理学で広がる未来。人生を彩る多様なキャリア発見交流会」

同窓生たちが母校に集うホームカミングデー。北大理学部では、社会で活躍する先輩と現役の学生とがつながる場となる「キャリア発見交流会」が開催されます。

高分子機能学の卒業生も登壇します。卒業・修了生のみなさまも、現役学生のみなさまも、この機に理学部で交流を深めてみませんか?

理学部および大学院に在籍する皆さんへ

北海道大学という素晴らしい学び舎を選んだ皆さん。卒業後のキャリアについて、どんな道に進めば良いか迷っている方も多いのではないでしょうか?

そんなみなさんに朗報です。9月30日(月)、社会で活躍する先輩たちが母校に帰ってきます。14名のトーク、20名を超えるブース展示を通して先輩たちの話を聞くことで

・卒業後のキャリアについて具体的なイメージができる
・早い段階から将来を意識し、キャリア形成の第一歩を踏み出せる

かもしれません。ぜひこの貴重な機会を活用して、自分自身の未来を切り開いていきましょう!

同窓生の皆さんへ

懐かしいキャンパスに足を運び、現役学生たちと交流しませんか?皆さんの経験や知識が、後輩たちにとって大きな力になるはずです。

このイベントは、北海道大学ホームカミングデー2024の理学部企画です。講演会の後に軽食を楽しみながら、親睦を深める機会を用意しています。同窓生と現役学生の皆さんで、本音で語り合い、新たな繋がりを深めませんか?

概要
  • 日時:2024年9月30日(月)13:00〜19:00頃 開場は12:00
  • 会場:北海道大学理学部5号館大講堂(2階)および周辺ラウンジ・ホール(札幌市北区北10条西8丁目)https://www2.sci.hokudai.ac.jp/contact-access
  • 対象:理学部および関連大学院の卒業生、現役学生、教職員、一般のみなさま
    ※理学部進学に関心のある総合理系1年生の皆さんの参加も歓迎します。
  • 申込方法 :googleフォームより9月20日(金)正午までに事前エントリー願います。
    ※事前エントリーを行ってくださった方には、「特製名札」を用意いたしますので、交流会でぜひお使いください。当日飛び入りでの参加も可能ですが、準備のため事前エントリーにご協力ください。
  • 主催:北海道大学理学部/理学部同窓会/北海道大学大学院理学研究院
  • 問い合わせ先:理学キャリア説明交流会運営チーム HCD_Sci2024@sci.hokudai.ac.jp
プログラム

12:00  開場(ポスター会場も開場)

13:00  開会挨拶 網塚 浩(理学部長・理学部同窓会長)物理学科57期  (※以下敬称略)

13:05  第5回理学部創立100周年カウントダウン講演会

  • 今 布咲子(理学研究院物理学部門)物理学科新22期、2019年卒
    「北大理学で育んだ私のキャリア」

13:35  理学部および関連大学院卒業生によるキャリアトーク・パート1

  1. 葉柴 隆斗(日本航空株式会社)地球惑星科学科22期、2019年卒
    「航空会社で宇宙を目指す 〜航空と同じ世界を、宇宙に」
  2. 熊谷 隼(特定非営利活動法人EnVision環境保全事務所)生物科学科生物学専修25期、2021年
    「アカデミアでも一般企業でも行政でもないところで働く〜環境保全NPOの立場から〜」
  3. 中沢 隆史(株式会社日立ハイテク)理学研究科化学専攻博士9期、2006年卒
    「日立グループにおける事業とキャリア開発」
  4. 花崎 洋平(ニュー・イングランド・バイオラボ・ジャパン株式会社)生物科学科高分子機能学12期、2008年卒
    「北海道で働くというキャリア形成について」
  5. 吉尾 里司(住友金属鉱山株式会社)物理学科新6期、2003年卒
    「非鉄金属メーカーでのシミュレーション業務」
  6. 眞木 祐子(雪印種苗株式会社)生物科学科生物学専修12期、2008年卒
    「民間企業における研究開発の事例紹介」

14:45 休憩・コーヒーブレイク

15:15 理学部および関連大学院卒業生によるキャリアトーク・パート2

  1. 増田 愛美(JX金属株式会社)地球科学科16期、2013年卒
    「理学部卒業生によるものづくり -専門外の分野でどう活躍するか-」
  2. 本間 洋佑(日産自動車株式会社)物理学科新6期、2003年卒
    「モノづくりを通した社会貢献: 自動車エンジニアとして」
  3. 上田 雄一(JSR株式会社)化学科新5期、2003年卒
    「こんな時代だからこそ、迷ったらJSRへ行ってみよう」
  4. 晒谷 健史(クオリサイトテクノロジーズ株式会社)数学科新1期、1999年卒
    「地方で働くということ ~数学科出身者の一例を紹介~」
  5. 武井 夏海(協和キリン株式会社)生物科学科生物学専修20期、2016年卒
    「学生時代の研究と創薬研究で求められるものの違い」
  6. 大野 和也(大日本ダイヤコンサルタント株式会社)地球惑星科学科23期、2020年卒
    「理学部生の就職先としての技術コンサルタントについて」
  7. 萩原 将也(株式会社東芝)物理学科新10期、2007年卒
    「(株)東芝での研究開発について」

16:30  閉会挨拶 門出健次(理学部同窓会理事長)化学科54期

17:00〜19:00 ポスターセッション・懇親会

ポスターセッション
  • 晒谷 健史(クオリサイトテクノロジーズ株式会社)数学科新1期、1999年卒
  • 吉尾 里司(住友金属鉱山株式会社)物理学科新6期、2003年卒
  • 萩原 将也(株式会社東芝)物理学科新10期、2007年卒
  • 片岡 萌子(住友電気工業株式会社)物理学科新18期、2015年卒
  • 齋藤 猛敬(三菱電機株式会社 三菱電機モビリティ)物理学科新20期、2017年卒
  • 岡田 武久(東芝エレベータ株式会社)物理学科新21期、2018年卒
  • 藤井 健太郎(東京エレクトロン宮城株式会社)物理学科新22期、2019年卒
  • 松田 政杜(野村フィデューシャリー・リサーチ&コンサルティング)物理学科新25期、2022年卒
  • 中沢 隆史(株式会社日立ハイテク)理学研究科化学専攻博士9期、2006年卒
  • 上田 雄一(JSR株式会社)化学科新5期、2003年卒
  • 長谷部 匡敏(株式会社東京化学同人)化学科新23期、2021年卒
  • 鈴木 清史(株式会社イーエス総合研究所)生物学科・動物学専攻課程60期、1990年卒
  • 眞木 祐子(雪印種苗株式会社)生物科学科生物学専修12期、2008年卒
  • 丸山 優樹(塩野義製薬株式会社)生物科学科生物学専修17期、2013年卒
  • 熊谷 隼(特定非営利活動法人EnVision環境保全事務所)生物科学科生物学専修25期、2021年卒
  • 花崎 洋平(ニュー・イングランド・バイオラボ・ジャパン株式会社)生物科学科高分子機能学専修12期、2008年卒
  • 髙橋 陸(NTT物性科学基礎研究所)生物科学科高分子機能学専修17期、2013年卒
  • 中田 周兵(日鉄鉱業株式会社)地球科学科12期、2009年卒
  • 髙倉 直樹(日本特殊陶業株式会社)地球惑星科学科21期、2018年卒
  • 中谷内 奎(独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構)地球惑星科学科22期、2019年卒
  • 葉柴 隆斗(日本航空株式会社)地球惑星科学科22期、2019年卒
  • 大野 和也(大日本ダイヤコンサルタント株式会社)地球惑星科学科23期、2020年卒
登壇者プロフィール

今 布咲子(北海道大学理学研究院):第5回理学部創立100周年カウントダウン講演会
2019年北海道大学理学部物理学科卒業、2021年北海道大学大学院理学院 物性物理学専攻 修士課程 修了、2024年同専攻博士課程 修了。現在は理学研究院物理学部門助教。
ウラン化合物がもつ5f電子の性質を調べる研究に従事。学生時代には量子ビーム実験を主な手法としていたが、現在の研究室では結晶育成も行っている。趣味はコーヒーやおいしいパンを楽しむこと、音楽を聴くこと。

晒谷 健史(クオリサイトテクノロジーズ株式会社):10
1976年生まれ 帯広市出身。1999年北海道大学理学部数学科卒業、2001年 大学院理学研究科数学専攻 修士課程修了。東京のIT企業に勤務、2005年 沖縄の子会社への出向・転籍をきっかけに地方への貢献について考えるようになる。2015年に北海道拠点立ち上げを経て、今に至る。取締役兼コーポレートマネジメント部 部長。趣味は、コーヒーとサウナ。

本間 洋佑(日産自動車株式会社 日産テクニカルセンター グローバルコスティング部所属):8
札幌市出身。2003年北海道大学理学部物理学科卒業、2005年大学院理学研究科物理学専攻修士課程修了。
2005年4月日産自動車入社。電気自動車(EV)用モーター設計に配属。絶縁材料開発を通じて新型車の開発に従事。2019年から現職。EV用バッテリーの原価管理を担当。趣味はサッカー観戦と、家族との国内旅行。

吉尾 里司(住友金属鉱山株式会社):5
2003年北海道大学理学部物理学科卒業、2005年北海度大学大学院理学研究科物理学専攻修士課程修了。
2005年から住友金属鉱山株式会社勤務。2005年~2012年 2層めっき基板の生産技術担当。2012年~ 数理解析技術部にてシミュレーション業務。2016年~2019年 社会人博士として東北大学大学院博士課程へ。学位論文は『日射遮蔽材料の光学特性および耐候性の第一原理シミュレーションと理論的設計』。2022年~ 数理解析技術部長としてマネジメント業務。愛媛県新居浜市在住。趣味はバイクツーリングなど。

萩原 将也(株式会社東芝 研究開発センター):13
2007年北海道大学理学部物理学科卒業、2009年大学院理学院量子理学専攻修士課程修了。大学では銅酸化物高温超伝導体のギャップ構造を研究。
2009年(株)東芝入社。研究開発センターにて磁性材料、中でもモータなどに使用される永久磁石材料の研究開発に従事。2024年より企画部門に異動し、中長期の研究計画策定などに関わる。スキー、スノーボードを趣味にしていたが、神奈川移住により頻度低下中。

中沢 隆史(株式会社日立ハイテク ヘルスケア事業統括本部):3
2003年北海道大学大学院理学研究科化学専攻修士課程修了、2006年同専攻博士後期課程修了、博士(理学)。
2006年株式会社日立製作所入社、2007年株式会社日立ハイテクノロジーズ転籍。2006年 DNA MicroArray技術に関する研究、設計開発、2007-2017年:臨床検査用自動分析装置の設計開発、顧客への技術的サポート業務、2017-2022年:米国ベンチャー企業への事業投資と事業管理、共同研究推進、2023年~:次世代の柱事業の開発。
趣味は硬式テニス、キャンプ、日本ハムファイターズ応援。日本ドッジボール協会公認審判員

上田 雄一(JSR株式会社):9
2003年北海道大学理学部化学科卒業、2005年北海道大学大学院理学研究科化学専攻修士課程修了。
2005年JSR株式会社入社。新グレード開発6年、技術営業6年を経て、新事業創出7年目。入社以来「新規開発」系の業務ばかり従事し、MOT派遣、3Dビジネスモデル確立、JV経営なども経験。現在は革新的な医療機器サービスを手掛ける。好きな言葉は「イノベーションはモチベーション」。

眞木 祐子(雪印種苗株式会社 研究開発本部):6
2008年理学部生物科学科(生物学)卒業、2010年生命科学院生命システムコース修士課程修了。
同年雪印種苗(株)微生物研究グループ配属。2022年博士(論文・生命科学)学位取得。
天然物(主に乳酸菌代謝物)中の植物成長調整物質の研究およびその農業資材化を担当し、2024年より研究企画室にて研究開発課題の推進を担当。趣味はドライブ(道の駅スタンプラリー)と水族館評論。

武井 夏海(協和キリン株式会社 東京リサーチパーク):11
2016年北海道大学理学部生物科学科/生物学専修卒業、2018年大学院生命科学院生命システム科学コース修士課程修了。2021年同専攻博士課程修了、博士(生命科学)。
特殊な抗体分子のデザインから各種評価を中心としたモダリティ研究に従事。会社のサッカー部と茶道部に所属。時々テニスとホッケーを楽しむ。

熊谷 隼(特定非営利活動法人EnVision環境保全事務所):2
2021年北海道大学理学部生物科学科生物学専修卒業、2023年理学院自然史科学専攻修士課程修了。主に北海道内における野生生物の保護管理、希少種保全、環境教育等に関する業務や調査研究に携わる。趣味は幼少期から両親の影響で始めた野鳥観察とゲーム。

花崎 洋平(ニュー・イングランド・バイオラボ・ジャパン株式会社所属):4
2008年北海道大学理学部生物科学科/高分子機能学教室卒業、2010年大学院理学院生命理学専攻修士課程修了、2013年生命科学院生命科学専攻卒業、博士(生命科学)。
2013年に株式会社日立ハイテクノロジーズ(現株式会社日立ハイテク)に入社、次世代シーケンサーの設計開発等に従事。2022年に現職に転職、主にNGS関連のテクニカルサポートやマーケティング業務に従事。

増田 愛美(JX金属株式会社):7
2013年北海道大学理学部地球科学科卒業、2015年 大学院理学院自然史科学専攻修士課程修了。
ハードディスクドライブの製造に欠かせない材料であるスパッタリングターゲットの製品開発に従事後、シミュレーションによる材料開発やプロセス改善のサポートを担当している。趣味は3DCG制作と楽器演奏。

大野 和也(大日本ダイヤコンサルタント株式会社):12
2020年北海道大学理学部地球惑星科学科卒業、2022年同理学院自然史科学専攻修士課程修了。
放射性廃棄物処分事業に関連して、岩石鉱物の反応解析や地下水流れのシミュレーションの業務に従事している。趣味はバードウォッチング、地質観察、ライブ鑑賞など。

葉柴 隆斗(日本航空株式会社):1
大学院理学院 宇宙理学専攻 修士課程修了
2021年、JAL入社。大阪国際空港および本社オペレーションコントロール部において国内線および長距離国際線の運航管理補助業務に従事。2023年、社内公募により「事業開発部 JALイノベーションラボ(兼務: シリコンバレー投資戦略室)」に異動。新規事業開発業務に従事。2024年、初の宇宙事業専任組織「事業開発部 宇宙グループ」に初期メンバーとして異動。宇宙事業開発業務に従事。趣味は飛行機に乗って世界中を旅すること。

関連サイト

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