ヒト細胞のゲノムセット数が2安定する理由を解明ガン細胞の染色体不安定化メカニズム理解へ大きな一歩

ヒト細胞のゲノムセット数が2で安定する理由を解明
~ガン細胞の染色体不安定化メカニズムの理解へ大きな一歩~

研究成果のポイント
・通常は2である細胞のゲノムセット数が1や4になると,細胞分裂の制御に不具合が生じる。
・ゲノムセット数に比例して,細胞分裂に重要な中心体の複製が影響を受けるメカニズムを解明。
・ガン治療や哺乳類の品種改良への知見活用に期待。

研究論文名:Uncoordinated centrosome cycle underlies the instability of non-diploid somatic cells in mammals(中心体複製サイクルの制御不全による哺乳類非二倍体細胞の不安定化)

矢口 完(生命科学院)、山本隆博 生命科学院)、松井 崚 生命科学院)、上村佳子(生命科学院)
教授・幸田敏明、 准教授・上原 亮太

研究成果の詳細が北大ホームページプレスリリース(研究発表)に掲載されました(2018年5月8日付)