先端生命科学研究院では2 月14日(月)にZoomで令和3年度FDSD研修会「総会2021」を開催しました。今年度も教育・研究担当の全教員及び研究室の事務・技術職員,並びに理学・生命科学事務部職員を対象とし,同研究院の諸研究・教育活動報告とともに,新型コロナウイルス対策やコロナ禍で生じた業務改善などについて報告を実施しました(出席者総数93名(研究院等教職員62名,事務部31名))。
今年度のプログラムは3部構成で(1)desknet’s NEO 概要紹介,(2)研究院・学院・学部の活動報告,(3)理学・生命科学事務部の活動紹介と質疑・応答が行われました。
プログラム(1)では,事務から今年度より全学での運用が開始されたグループウェア「desknet’s NEO」の基本的な機能と使用方法について,説明を頂きました。
プログラム(2)の研究推進関連では,研究院の概要,新型コロナウィルス感染症対策,部局URAの活動,産学連携強化と資金調達戦略,研究推進支援室の業務効率化,研究環境整備,次世代物質生命科学研究センターにおける活動について,門出健次研究院長,比能洋教授から説明がありました。教育改革関連では,コロナ禍における講義・実習の充実とコミュニケーション環境整備,大学院進学に重点をおいた各種取り組み,博士後期課程進学率向上への取り組み,IGPの活動報告と国際広報について,黒川孝幸学科長,芳賀永コース長,相沢智康教授から説明がありました。
プログラム(3)では,「理学・生命科学事務部へ聞きたいこと!お答えします!」として,金川眞行事務部長からの理学・生命科学事務部概要説明と渡邉秀敏庶務担当係長から,教職員より寄せられた疑問・質問に対する回答をしていただきました。
今年度は,コロナ禍での業務遂行が2年目となり,オンラインツール等を使いこなしながら,教育や研究の質を向上させることが求められた難しい1年でした。2回目のオンライン開催となった総会は,教職員のコロナ禍に負けない前向きな姿勢をお互いに確認することができ,今後の改革につなげられる情報共有の場として有意義な時間となりました。