理学部生物科学科(高分子機能学)では、キャリアパス教育の一環として、2、3年生を対象にした学科イベント「DCは語る」(DC:Doctoral Course=博士課程)を定期的に開催しています。博士後期課程の学生の研究生活や進学経験を聞くことで、進路の一つとして博士後期課程進学を考えてもらうことが目的です。
2025年6月19日は、生命科学院 生命科学専攻 生命融合科学コース 博士後期課程3年のMd Ishtiak Rashidさんが学部3年生に向けて話をしました。

Rashid さんはバングラデシュの出身です。博士前期(修士)課程修了後は、微生物学の知識を活かして働いていました。その後2021年に北大の博士後期課程に入学し、数理生物学研究室に所属しています。現在は数理モデルを用いて、ウイルスに感染しても無症状な人のうち、発症リスクが高い人を同定する方法について研究しています。講演では、これまでの経歴と現在の研究内容について紹介しました。