参加者は過去最多!数理生物学夏の学校報告

2025年9月9日(火)〜11日(木)に総合研究大学院大学・葉山キャンパス(神奈川県)にて、数理生物学夏の学校が開催されました。実行委員を務めた大学院生によるレポートを紹介します。

集合写真

数理生物学夏の学校2025 開催報告

久保 日嵩(くぼ ひだか)
生命科学院・博士前期(修士)課程2年
数理生物学研究室

明石 涼(あかし りょう)
生命科学院・博士後期課程2年
数理生物学研究室

2025年9月9日(火)〜11日(木)、神奈川県の総合研究大学院大学・葉山キャンパスにて数理生物学夏の学校を開催しました。数理生物学夏の学校は、全国有志の学生によって運営され、数理生物学の講義や、参加者同士の研究発表、交流を行う場です。参加者は50名を超え、過去最多となりました。

今回の夏の学校では、数理生物学の多様な分野から4名の講師をお迎えし、それぞれ2時間にわたり講義していただきました(写真1)。基礎的な理論から最新の研究動向まで多彩なテーマが取り上げられ、参加者からは活発な質問や議論が寄せられ、大変有意義な学びの場となりました。

(写真1)講義の様子

また、会期中にはポスター発表も行われました(写真2)。ポスターは3日間を通して掲示され、コアタイムに加え、夜間の自由討論の場でも活発に議論が交わされました(写真3)。ポスター賞には6名が選出され、北海道大学理学部物理学科の入江祐眞さんが優秀賞を受賞しました。

(写真2)ポスター発表の様子
(写真3)夜遅くまで議論している様子

運営活動では、日々の研究活動とは異なり、同年代の仲間と協力して準備する必要があります。先生方の後ろ盾のない中、責任をもって会を運営・成功させることで、一層成長できたように思います。

数理生物学夏の学校は来年も開催予定ですので、少しでも興味を持った方はぜひ参加してください。

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