先端生命科学研究院FDSD研修会「総会2020」を開催

 先端生命科学研究院では2月15日(月)にZOOMを利用しオンライン形式で令和2年度FDSD研修会「総会2020」を開催しました。今年度も教育・研究担当の全教員及び研究室の事務・技術職員,ならびに理学・生命科学事務部職員を対象とし、同研究院の諸研究・教育活動報告とともに,新型コロナウイルス対策やコロナ禍で生じた業務改善などについて報告を実施しました(出席者総数91名(研究院等教職員60名,事務部31名)。

今年度のプログラムは2部構成で(1) 研究・教育・教育支援環境 (2) 教えて!理学・生命科学事務部の活動について報告が行われました。

プログラム (1)では,研究推進関連では,新型コロナウィルス感染症対策, 部局URAの設置による研究力強化, 研究推進支援室の業務効率化, GI-CoREの内在化, 次年度へむけての方針・目標について, 門出研究院長から説明がありました。教育改革関連では,オンライン授業対策やコロナ禍における対面授業実施への感染防止対策,コミュニケーション環境整備等,また博士後期課程進学率向上や留学生入学への取組等について,出村学科長,芳賀コース長から紹介がありました。

プログラム(2)では,理学・生命科学事務部の人事担当,会計担当,研究協力担当,外部資金担当,営繕担当,教務担当,大学院教育担当の若手事務職員より、コロナ禍での事務作業における問題や改善点、また今後の課題などを中心に業務担当の紹介がありました。

 今年度は、新型コロナウイルス対策に追われる1年でした。教員や職員,学生においても在宅勤務や事務手続きの変更等,大きな変化を求められ,試行錯誤の1年でした。初めてのオンライン開催となった総会は、遠路からの参加も可能で、参加しやすい雰囲気ともなり、様々な工夫や取組を教員・事務職員双方が紹介・学ぶことができ,今後の改革につなげられる情報共有の場となった有意義な時間となりました。

北大時報3月号(No.804), p.30掲載)