高校生に伝えるタンパク質と私たちの関わり:札幌龍谷高校で出張講義(相沢教授)

2023年3月14日(火)、札幌龍谷学園高等学校にて相沢 智康 教授(先端生命科学研究院)が出張講義を行いました。

この講義は、北大の研究者が高校生に知の最前線を伝える「Academic Fantasista(アカデミックファンタジスタ)」事業の一環として実施されたものです。当日は3名の研究者が高校を訪れ、相沢教授はタンパク質と私たちの関わりについて講義を行いました。

講義を行う相沢教授

栄養素としても知られるタンパク質。相沢教授は、私たちの体の中で、タンパク質が一番大事だと考えています。唾液に含まれる消化酵素、新型コロナウイルスのワクチンなどを例に挙げ、タンパク質と健康の関係を説明しました。

相沢教授の研究室では、タンパク質の構造や働きを調べています。特に力を入れているのが、菌と戦う抗菌タンパク質の研究です。新薬の開発にもつなげたいと話しました。

講義を聞く札幌龍谷高校の生徒たち

1、2年生20名が参加。50分間の講義を集中して聞いていました。配布された「一家に1枚ヒトゲノムマップ」の追加を希望する生徒もいました。お友達にも渡したいとのこと。生命科学への興味を引き出すことができたようです。

相沢教授(右)にお礼の言葉を述べる代表生徒(左)

 

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