植物が病気から身を守る仕組みを研究植物免疫研究室が3年生向けの見学会を開催

理学部生物科学科(高分子機能学)では、3年生秋からの研究室配属の前に各研究室の見学会が行われます。2025年7月24日(金)は植物免疫研究室で見学会が開催されました。

見学会の様子

人が病気になるように、植物も病気になります。農作物が病気になって収穫量が減ることは、食糧問題にもつながってしまいます。

病気に強い植物は、病原菌を認識できる受容体を持っています。病原菌が来たことを認識すると、一部の細胞が細胞死を起こして他の細胞を守ります。植物免疫研究室では、この受容体に着目し、植物の免疫システムを研究しています。

研究を紹介する安達 広明准教授

博士研究員の案内で研究室ツアーが行われました。植物免疫研究室は、今年5月に発足したばかりの新しい研究室です。まだ整備中の部屋で、植物が育ち始めた様子などを見学しました。研究室メンバーへの質問タイムも設けられ、参加者もリラックスした雰囲気でいろいろと質問できたようです。

植物を育てる部屋
質問タイム