理系応援キャラバン隊が、河合塾札幌校で開催された
「北大魅力発見フェスタ!」へ参加しました!
6月19日に河合塾札幌校で開催されたイベント「北大魅力発見フェスタ!」にて、北大理系応援キャラバン隊として当学科から4ブース出展いたしました。北大に興味のある高校生のべ1000名が参加するイベントであり、各ブースに訪れた高校生に各研究室で取り扱っている技術・材料・分子の性質とその魅力を体験していただきました。
「北大理系応援キャラバン隊2016」に参加した学部学生からの感想
理学部生物科学科(高分子機能学) 化学生物学研究室所属
学部4年 鈴木 雄大
何気ない日常の中に存在する科学について実験を通して子供たちに感じてもらい、そしてどうしてだろうという疑問を解決できたときに「なるほど!」や「そうなんだ!」という声を聞いて、ちゃんと科学の面白さが伝わったことが嬉しかったです。
このイベントをきっかけとして少しでも科学に興味がある子供たちが増えるといいなと思います。
理学部生物科学科(高分子機能学) 第2研究室所属
学部4年 植原 悠斗
今回スライム作りやゲル作成の実 験を担当して、若い学生や子供たちと科学を通してふれあいました。スライムやゲルができた時の学生たちの感動している様子を見ているだけでこちらも自然とうれしくなっていきました。
今後もこのような期会を積極に生かして学生たちに科学の楽しさや様々な感動を伝えたいと思いました。
理学部生物科学科(高分子機能学) 細胞機能科学研究室所属
学部4年 竹田 佳世
研究室に配属されてから、今回のようなキャラバンに参加するのは初めてでした。始まる前には高校生が楽しんでわかってくれるか心配していましたが、実際にキャラバンが始まってみると、わあ!すごい!などの声が聞こえてきて本当にほっとしました。次回このような機会があれば、もっと楽しんでもらえるような企画を準備したいです。
「北大理系応援キャラバン隊2016」に参加した大学院生からの感想
生命科学院 生命融合科学コース
生物情報解析科学研究室所属 修士1年 飯塚 梓
私はたんぱく質の実験を行いました。参加してくれた中高生たちは理系志望の人たちがほとんどで実験にとても興味を持って取り組んでくれました。実験以外にも大学や受験の話をする場面もありました。自分が高校生だった時のことを考えると、今回のように直に大学生や院生と話す機会はあまりないので、このようなイベントを通して交流を持てたことは双方にとって貴重な経験になったと思います。
<参加した教員の感想>
私が企画したブースは生体分子の対掌性(キラリティ)について行い、参加していただいた高校生およびそのご父母は、身近な砂糖が偏光(パソコン画面の光)をねじる現象(旋光)に驚き、その理由を説明する学生の声に熱心に耳を傾け、質問を投げかけてくれました。
他の3つの企画ブースでも6時間の長丁場で絶え間なく訪れる参加者に一生懸命それぞれのブースの魅力を伝えていました。このような体験学習の場は、体験者に科学・研究の楽しさを伝えると共に、研究者の卵である学生が研究を仕事とする上で必須の「魅力を伝える力」を鍛えることが出来る良い機会であることを私も体験することが出来ました。(准教授 比能洋)