フィンラント留学て国際交流の素晴らしさを実感!

高分子機能学3年 半村 和基

フィンランド北部に位置するオウル市。オウル大学は、積極的に留学生を受け入れ、盛んに研究が行なわれていました。実はフィンランドは第 2 希望の留学先でした。しかし、留学経験のある友人からの薦めもあり、留学そのものに強い希望があったので、フィンランドを選択、直前の 1 年間は札幌でフィンランド語を勉強してから行きました。

留学中は、生化学や教育の授業に参加し、53 単位を取得しました。オウル大学は、北海道大学と学生交流協定が結ばれた大学の1つで、 この単位のうち、3 科目 6 単位は北海道大学の単位として認められました。

実験の担当教員と。 「慣れない僕を叱咤激励してくれました。2人とも働くお母さんで、実験室で子育ての話をしていたのが印象的でした」

大学寮に滞在しました。個室を利用しましたが、同じフラットの仲間と集まり、自国の料理を作ったり、おしゃべりをしたりして、盛んに交流しました。留学を通じて、国際交流の良さ、語学の重要性を実感することができました。

フラットメイトのみんなと。スペイン、フランス、チェコ、イギリスなどから集まっていました。

長期休暇には、バックパック 1 つでヨーロッパ各地を旅しました。訪れた中では、アウシュビッツ強制収容所(ポーランド)が、最も印象に残っています。

また、ノーベル 生理学・医学賞の選考委員会が置かれているカロリンスカ研究所(スウェーデン)で、山中伸弥教授の記念講演を聞くこともできました。

クリスマスには、サンタクロースが住んでいるとされるラップランドでホームステイ体験も。

現在は、第 4 研究室[先端生体制御科学]に所属し、糖鎖に関する研究をしています。研究室には留学生も多く、留学経験を活かしながら研究ができる環境です。今後は、生命科学院に進学し、さらに研究をしていきたいと思っています

第4研究室[先端生体制御科学]