卒業生仕事レポート 14

大学教員として自分の研究を次の世代に繋げたい!

埼玉大学 大学院理工学研究科 教員
松下 隆彦さん/北海道出身

埼玉大学の糖鎖研究のユニークさに興味を持ち、研究チームの一員に。

学生たちと一緒に未来につながる研究にチャレンジしています。

次々と新しいことを吸収する学生たちに向き合う日々。

学科での学び

先輩後輩と多くの出会いを通して充実した研究生活。
研究成果を国際学会で発表した経験も。

ムチン型とよばれる糖鎖のグループは、がんになると形が変わる。その意味と病気との関係を解明する研究に従事。

高分子を捉えるには、分子全体をとらえるマクロな視点と局所に注目するミクロな視点の両方が必要。高分子機能学で身についた色々な視点や切り口で考える力が役立っている。

メッセージ

私は研究を通じて自身の思いの大切さを学びました。知識や技術が足りなくても、自ら望んで「やる」のだという思いは一瞬で実現できます。思いが変わると行動が変わります。若い人にはぜひ、自分にドライブをかけることができる人になってほしいと思います。