大学院進学

専門力をステップアップ!大学院進学

学部卒業生の約9割が大学院に進学しています。その多くが卒業研究を行った研究室の一員として専門力を高めるため、生命科学院・生命科学専攻(生命融合科学コース)及び生命科学院・ソフトマター専攻・修士課程(博士前期課程)に進んでいます。

 

生命科学院・生命科学専攻(生命融合科学コース)及び生命科学院・ソフトマター専攻

最先端の生命科学を学ぶ大学院へ!

今日の生命科学は、ヒトゲノムプロジェクトに象徴されるように、膨大な情報を取り扱い、様々な分野の科学を駆使する融合科学となりつつあります。また、エネルギー生産、再生医療、食料生産、宇宙開発など科学技術の進歩はめざましい一方で、環境問題、感染症対策など人類は新たな課題を乗り越えなければなりません。このように特定の分野からのアプローチだけでは解決できない問題が数多くあります。
大学院生命科学院・生命科学専攻(生命融合科学コース)及び生命科学院・ソフトマター専攻では、次世代に必要とされる「生命と物質の共存の科学」を多角的な発想から探究する教育と研究を行い、多様な社会でリーダーとして活躍する人材育成を推進しています。

人材育成・国際交流など大学院教育改革を推進
  • 文部科学省委託事業
    国費外国人留学生(研究留学生)の優先配置を行う特別プログラム(IGP-PRLS)(平成19年~23年度、24年~28年度、30年~32年度、令和3〜5年度)
    10年間の事業期間内に、18カ国、150名の海外留学生(私費・国費)を受け入れ、国際交流へ貢献しています。
  • 大学院教育改革の推進
    組織的な大学院教育改革推進プログラム(文部科学省委託事業 平成20年~22年度)の成果を大学院カリキュラムに取り入れ、継続的に教育改革を進めています。
  • 北海道大学先端人材育成センター(大学院教育推進機構)と連携
    キャリア教育の連携推進
    先端人材育成センターの企画、運営に参加し、キャリア教育を積極的に推進しています。
MC-DC一貫短縮修了コースを新設

優秀な学位取得者を早期にアカデミア・産業界に輩出するために、生命科学院生命科学専攻(生命融合科学コース)およびソフトマター専攻では、学位取得までの期間を短縮できるMC-DC一貫短縮修了コース(以下、短縮コース)を令和2年度に新設しました。このコースに応募し審査にパスすると、学費支援、研究環境支援、キャリア教育支援など様々な支援を大学院在籍時に受けることができます。さらに、本コースにおいて、修士課程から博士後期課程まで一貫して研究活動に専念し、優れた研究業績を挙げることができれば、標準修業年限(修士課程2年間、博士後期課程3年間)より短い期間で博士の学位(博士号)を取得することが可能となります。また、社会で活躍する上で必要となるスキルを向上させるための人材育成プログラムにも優先的に参加することができます。

尚、短縮コース生がMCを短縮で修了することができた場合、DCに内部進学した時点で、「修士課程短縮修了・博士後期課程進学奨励賞」を授与します。また、博士課程を短縮修了した学生には、「博士課程短縮修了証書」を授与します。

IGPプログラム(英語プログラム)

本プログラムは、最高水準の生命科学の研究教育拠点の形成を目標に、生命科学に強い興味を持つ特に優秀な留学生を海外から獲得し、日本人との共学を通して、日本人学生と留学生がともに国際的に活躍できる優秀な研究者となることを目的としています。講義や学位審査等の英語化により、国際的な人材を効果的に養成します。201710月までの10年間に、18カ国、150名(MC33名、DC117名)の海外留学生(私費・国費)を受け入れました。

IGP website
国際交流のための支援制度生命科学専攻・生命融合科学コースソフトマター専攻)」

入学するには

修士課程では、大学において生物学はもとより、化学、物理学、数学等の広範な自然科学の基礎を履修した学生の入学を想定しています。修士、博士ともに、他大学、海外からの入学生も多数受け入れています。
入試の最新情報については、大学院生命科学院・生命科学専攻(生命融合科学コース)及び生命科学院・ソフトマター専攻の入試情報専用サイトを参照してください。