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サマースクール in カプリ with ルビスタ(スキルアップ支援レポート)

先端生命科学研究院・生命科学院では所属の学生に対する「スキルアップ支援」を実施しています。

対象は、「MC-DC一貫短縮修了コース(※)」の学生、及び、生命科学専攻(生命融合科学コース)及びソフトマター専攻の博士後期課程(DC)への進学を希望する優秀な博士前期課程学生(MC)・理学部 生物科学科(高分子機能学専修)4年生です。学生の研究能力向上のため、学会参加などへの支援を行います。

※生命融合科学コースまたはソフトマター専攻に所属する優秀な学生を対象として、標準修業年限(MC 2年、DC 3年)を短縮(MC 1-1.5年、DC 2-2.5年)しての博士学位の取得を目指すコース

支援を受けた学生によるレポートを紹介します。

サマースクール in カプリ with ルビスタ

及川 洸誠(おいかわ こうせい)
ソフトマター専攻・博士前期(修士)課程・2年
ソフト&ウェットマター研究室

私はスキルアップ支援制度に渡航費の一部を支援いただき、イタリアのカプリ島で行われた Summer School on Polymeric Networks for Sustainable Development に参加してきました。

このサマースクールでは主に、ビトリマーという可逆的な共有結合を持つ架橋高分子に関連する講義が行われました。私が研究しているゲルも架橋高分子であるため共通する知識もあったものの、発展的な内容が多く理解が追い付かないことも多々あり、科学的な知識が不足していることをはっきりと認識できました。その一方で高分子界の重鎮である Michael Rubinstein 先生(私たちは親しみを込めて「ルビスタ」と呼んでいます)は、講義を行っている先生に対して幾度となく鋭い質問を繰り返し(時には鋭すぎて困らせながら)理解を深めているようであり、トップレベルの研究者の知識・洞察力といったものを間近で見ることができました。ここまでのレベルではないにせよ、最先端の研究を理解するためにも自分の研究を深めるためにも、一段と実力をつける必要があると切実に感じました。

専門分野も言語も異なるアウェーな環境には正直疲れましたが、そういった環境だからこそできた、良い経験でした。Grazie!

ポスター発表を聴いている様子。内容もさることながらデザインがおしゃれでした。
カプリ島の景色。あまりにもきれい。
講義が行われていた部屋の様子。
グループワークの様子。私は写っていません。

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2025-09-03

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