スタッフ

谷口 透助教 (TANIGUCHI Tohru)

研究室
化学生物学研究室
研究テーマ
キラルケミカルバイオロジーの展開
研究キーワード

核酸、タンパク質、糖鎖、化学生物学、キラリティー、らせん、赤外円二色性

研究内容

生命の諸現象に関わる生体高分子は全てキラルであり、その特異な二次構造・高次構造が生理機能と密接に関わっている。タンパク質の二次構造解析法はほぼ確立しているが、核酸や糖鎖の高次構造に着目してその生理機能を議論することはほとんどない。私たちは、(1) 赤外円二色性(Vibrational Circular Dichroism)などの新規のキラル分析法を用いると共に、これらの生体高分子を有機化学を用いて創製することによって、その一次構造と高次構造との相関を検討しています。また、(2) この高次構造が生命現象にどのように関わるのか、標的タンパク質とのNMRや共結晶解析、ならびに生理試験を行い、免疫賦活剤や抗生物質などの創製に寄与したいと考えています。また、生体を構成するアミノ酸はL体、糖はD体と片方の光学異性体のみが進化の過程で選択されています。キラルの研究を通じ、こういった生命の起源にも迫れたらと思います。

担当学部・大学院

メッセージ

エネルギー問題や地球温暖化など山積する問題の中、私も一人の研究者としてさらに社会に貢献しうる研究をしなければと思っています。即効性のある研究課題のみならず、基礎研究も依然重要であることは言うまでもありません。研究室メンバー全員が、各自の研究の重要性を認識できる研究課題、またそのような研究室を作りたいと考えています。2010年4月に発足したばかりの研究室ですが、和気あいあいと楽しい雰囲気で、かといってだらだらせずに研究しています。当研究室に興味のある方は是非見学に来てください。

代表的な研究業績

北大研究者総覧参照
https://researchers.general.hokudai.ac.jp/profile/ja.wfHaRPY1-JT3gMJpBpLq0w==.html

所属