早期に研究を始めてみようラボ体験

理学部 生物科学科(高分子機能学)の学生は、3年生の10月から研究室に配属され実践的な個別研究指導を受けます。研究室配属を待たずに早くから研究活動を始められる制度が、「ラボ体験」です。将来は研究者を目指すなど、博士課程への進学に興味がある学部2、3年生を対象としています。

ラボ体験に参加した3年生が感想を語ってくれました。

凍らせておいた細胞を培地に移し替えているところ(細胞装置学研究室)
どのような体験をしましたか?

私は2つの研究室でラボ体験に参加しました。

蛋白質科学研究室では、髪の毛根からDNAを取り出し、お酒に強い遺伝子があるかどうかを調べました。

細胞装置学研究室では、細胞培養の練習をしました。このあとサンプル細胞の中に目的のタンパク質がどのくらい入っているかを調べる実験も行う予定です。

ラボ体験をしてみて、どうでしたか?

研究室の普段の様子が分かり、指導教員や先輩の人柄も知ることができました。また、実験を体験したことで、実際に行う研究のイメージが沸きました。

ラボ体験に参加しようと思ったのは、なぜですか?

博士課程まで進学したいので、指導教員や研究室に合うかどうかを事前に確かめたかったからです。

体験中に苦労したことは、ありましたか?

ラボ体験の期間も通常のテスト勉強や実験レポート作成などがあって、忙しかったことです。

脱イオン水を取っているところ(蛋白質科学研究室)

ラボ体験は学生の希望に応じて実施します。(研究室との事前相談が必要です。)
興味のある研究室で、気軽に実験やゼミ参加を体験してみましょう。