融合ソフトマター研究室
ソフトマテリアルを基軸に物質的・分野的に横断する融合研究
- 研究テーマ
- 機能性ソフトマテリアル/高分子ゲルの実空間観察技術の開発/フィールド材料科学
- 研究キーワード
高分子材料科学、フィールド材料科学、ハイドロゲル、エラストマー、天然高分子、無機化合物、複合材料、刺激応答性材料、医療材料、工業材料、食品物性、高分子の実空間観察技術の開発
スタッフ
研究・教育内容
私たちの身のまわりには「やわらかい物質=ソフトマター」が数多く存在しています。ゼリーやクリーム、ゴム、スポンジ、そして私たちの身体を構成する生体組織も、すべてがソフトマターです。こうした物質は、固体と液体の双方の性質を併せ持つユニークな性質を有し、様々な刺激や環境の変化に敏感に応答します。
本研究室では、このソフトマターの構造と機能を理解し、制御し、融合させ、応用することを目指しています。特に、生体と高い親和性を持つソフトマターは、医療・ヘルスケア分野での応用において極めて重要です。人工組織、再生医療、柔軟なセンサやアクチュエータなど、次世代のバイオマテリアル開発に不可欠な素材として注目されています。
こうした機能性ソフトマテリアルの設計にあたり、天然由来の高分子や、生体無機物、生物資源の利活用にも力を入れています。単純な天然物を用いた材料合成ではなく、天然物が有する物質的な個性を最大限に引き出した新たな天然由来のソフトマテリアル創製を目指します。
担当学部・大学院
- 学部担当:
理学部,生物科学科(高分子機能学),基幹講座 - 大学院担当:
大学院生命科学院,ソフトマター専攻,ソフトマター材料科学
お問合せ
- 研究室所在地
- 〒001-0021
札幌市北区北21条西11丁目
北海道大学北キャンパス総合研究棟2号館(次世代物質生命科学研究棟)3階3−5室 - 電話番号
- 011-706-9012
- Fax番号
- なし
- nonoyama*sci.hokudai.ac.jp(*を半角@に変えて入力ください)