【教育研修】「北大魅力発見フェスタ!」にて北大理系応援キャラバン隊が参加

理系応援キャラバン隊が、河合塾札幌校で開催された

「北大魅力発見フェスタ!」へ参加しました

6月19日に河合塾札幌校で開催されたイベント「北大魅力発見フェスタ!」にて、北大理系応援キャラバン隊として理学部生物科学科(高分子機能学)から4ブース出展いたしました。北大に興味のある高校生のべ1000名が参加するイベントであり、各ブースに訪れた高校生に各研究室で取り扱っている技術・材料・分子の性質とその魅力を体験していただきました。

<参加した教員の感想>

私が企画したブースは7月に行われる「ひらめき☆ときめき サイエンス」用新規体験教材の試験運用を兼ねており、担当した学生も初めは手探り状態で説明をしていました。しかし、多数の体験者の反応に触れるうちに要領を得て、生体分子の対掌性(キラリティ)について簡潔に説明することが出来るようになっていきました。そして、企画に参加していただいた高校生およびそのご父母も、身近な砂糖が偏光(パソコン画面の光)をねじる現象(旋光)に驚き、その理由を説明する学生の声に熱心に耳を傾け、質問を投げかけてくれました。

他の3つの企画ブースでも6時間の長丁場で絶え間なく訪れる参加者に一生懸命それぞれのブースの魅力を伝えていました。このような体験学習の場は、体験者に科学・研究の楽しさを伝えると共に、研究者の卵である学生が研究を仕事とする上で必須の「魅力を伝える力」を鍛えることが出来る良い機会であることを私も体験することが出来ました。

(准教授 比能洋)