北海道大学オープンキャンパス2024において、理学部生物科学科(高分子機能学専修)では4つの研究室で実験体験プログラムを開催します。ぜひご参加ください!
このイベントの申込期間は終了しました。
【開催日時】2024年8月5日(月)9:00~16:00
【開催場所】北海道大学 理学部2号館&次世代物質生命科学研究棟
【募集対象】高校生 24名(事前申込、抽選)
1)O157を探せ(MALDIグリコタイピング)
北大発の新しい糖鎖解析技術「MALDIグリコタイピング」を使っていろいろな大腸菌からO157を判別してみよう。従来のPCR検査や抗原検査とは何が違うのだろう?危なくないの?(この実験は生物学的には安全ですが、化学薬品を使用します。化学物質過敏症の方はご遠慮ください。)
担当:比能 洋 教授(先端生体制御科学研究室)
定員:8名
2)生体組織に近い材料「ゲル」を作って触れよう
内視鏡手術用接着剤や人工軟骨代替材料として応用が期待されているゲルを作成して、将来の医療技術を先取りしてみましょう。
担当:黒川 孝幸 教授(転成ソフトマター研究室)
定員:4名
3)がんの悪さを直接見てみよう!
がんは、現在日本をはじめ世界各国で死因の一位となっている病気です。そのため、がんの研究は世界中で盛んにおこなわれています。がんの原因となるものは「がん細胞」であるため、がん細胞の性質を調べることががん研究にとって非常に重要です。このプログラムでは、がん細胞の性質、特に「悪さ」を直接見てもらいます。がん研究の最先端をぜひ体験してください。
担当:石原 誠一郎 助教(細胞ダイナミクス科学研究室)
定員:6名
4)体験☆負けるな小腸・がんばれ免疫!
小腸のパネト細胞 (Paneth cell)は、バイ菌がやってくるとαディフェンシンを分泌して自然免疫の作用ですばやく殺菌して私たちを病気から守っています。
このプログラムでは、パネト細胞の顆粒にあるαディフェンシンを蛍光免疫染色して、共焦点レーザー顕微鏡という高解像度で細胞や組織の構造や分子の局在を見ることのできる高性能な顕微鏡で詳しく観察します。さらに、生きているパネト細胞が実際に顆粒を分泌する様子を観察します。
実験を通して、からだの中で働いている「免疫」を体験してみましょう。
担当:横井 友樹 助教(自然免疫研究室)
定員:6名
事前申込方法(抽選方式)
参加には、3ステップの事前申込が必要です。
【ステップ①】マイページ作成:6月7日(金)16:00~
北海道大学 オープンキャンパス(学部等プログラム) 申込ページのエントリーフォームで氏名等の個人情報を登録します。
【ステップ②】プログラム申込:6月16日(日)9:00~
マイページを作成された方のみ、プログラムへの申し込みができます。
【ステップ③】実習希望順調査:6月16日(日)9:00~【締切】7月8日(月)23:59
実習希望調査フォームから希望する実習について入力してください。
抽選後の手続き方法
【抽選結果のお知らせ】:7月12日(金)
抽選結果は、ご記載のメールアドレス 宛へお知らせする予定です。
ご当選のみなさまには、実習への参加意思表明(参加、あるいはキャンセルのご意向)を *担当事務までメールによりお知らせいただくことで、当選後手続きの完了とさせていただきます。
(ひとりでも多くのみなさまへ参加人数の枠をご提供するためご了承ください。)
*担当事務:北海道大学 理学部生物科学科(高分子機能学)
E-Mail:polyjimu@sci.hokudai.ac.jp TEL:011-706-2747