理学部 生物科学科(高分子機能学)4年の國村 侑未(くにむら ゆみ)さんは、北大の交換留学制度を利用して、アメリカ合衆国オレゴン州へ留学しました。國村さんの留学体験記を紹介します。
國村 侑未(くにむら ゆみ)
理学部 生物科学科(高分子機能学)3~4年生(当時)
留学期間:2023年1月8日~6月29日
留学先:アメリカ合衆国 オレゴン州 ユージーン市
留学に至ったきっかけと目標
小さい頃から家族で欧米を中心に旅行する機会がありました。日本と全く違う言語、文化や風景に触れる度に、いつかは自分一人で海外で生活してみたいという憧れが募っていったことが、留学に至ったきっかけでした。
語学力の向上、文化や考え方の違いを学ぶことを目標にしました。また今回は、語学留学ではなく交換留学をさせていただける機会だったので、アメリカの大学生活を思う存分楽しもうという気持ちで臨みました。
オレゴン大学での授業
2ターム間参加させていただき、1ターム目は教養科目、2ターム目は理系の専門科目を履修しました。1ターム目は余裕のあるスケジュールでアメリカでの生活に慣れ、2ターム目でしっかりと専門科目の勉強に集中することができました。
半年間の留学を経て学んだこと
留学を通して、語学力の向上はさることながら、ここでは書き足りないくらい多くのことを経験し学びました。その中でも ”人生には様々な生き方があって、どう生きるのも自由だ” と感じたことが一番印象に残っています。
アメリカではギャップイヤーや、一度学士を取って働いてみて、自分のやりたいことを認識してから大学院で学び直しをするということも一般的らしく、アメリカらしい ”自由” な生き方をしている方がたくさんいました。
私はいろいろな選択を経て大学生である今に至り、何となく自分の進んでいく道が限定されたように感じていました。しかし、自分の見方がそうさせていただけで、まだまだ人生にはいろいろな可能性が広がっているし、時には立ち止まってゆっくり考える時間を取ってもいいんだなと気づけたことは、私にとってはとても大きなことでした。
ユージーンでの生活
オレゴン州ユージーン市は自然豊かで、出会う方皆さん親切であたたかい街でした。大変お世話になったホストファミリーを初め、皆さんに親切にサポートしていただきながら刺激をたくさんもらい、自分から多くのことに挑戦したことで、たくさんの学びを得られた半年間でした!
留学を考える皆さんへ
留学をするか迷っている方、とりあえず挑戦してみるのも一つの選択肢だと思います。私は留学をすることは決めていましたが、いつ留学するかとても悩みました。「今じゃなくてもいいんじゃないか」と何度も考えましたが、とりあえず挑戦してみることを決めて、学部生で留学を経験できて良かったと思っています。
留学を予定している方、留学準備は大変ですが周りの人に頼りながら頑張って下さい!応援しています!