スタッフ

門出 健次教授 (MONDE Kenji)

研究室
化学生物学研究室
研究テーマ
赤外円二色性スペクトルによる生命分子の立体構造解析/脂質ケミカルバイオロジーによる疾患関連分子の創生
研究キーワード

ケミカルバイオロジー、キラル、赤外円二色性、脂質、阻害剤、創薬化学

研究内容

核酸・タンパク質・糖鎖・脂質などの生体分子を有機化学的に原子レベルで理解することにより、生体機能を理解・制御する学問が化学生物学であり、我々はとりわけキラル関連化学生物学の展開を目指している。赤外円二色性(VCD)などの新たなキラル分析法を開発し、それらを脂質・糖鎖へと応用し、得られた情報を基に構造とその生物学的活性との関連を研究している。また、肥満、アルツハイマー病、アトピー性皮膚炎、ガン等の脂質関連疾患を対象とした酵素阻害剤の開発を実施している。脂質ケミカルバイオロジー確立のための方法論、脂質や天然物ライブラリーの構築、新規フォトアフィニティーラベル化法の開発などを展開中である。

担当学部・大学院

メッセージ

タンパク質の三次元構造の当たり前のように明らかになり、真の意味での分子(化学)生物学の時代が到来したと感じている。生命活動を維持していくための反応は、本質的に化学反応であり、当然、化学の言葉で解明されなくてはならない。しかし、益々複雑化する科学の世界を渡っていくためには、異分野の研究者とのコラボが重要になってくる。自分の専門の知識・技術を高めることはもちろんのこと、人間力も磨きましょう。

代表的な研究業績

Taniguchi, T., Suzuki, T., Satoh, H., Shichibu, Y., Konishi, K., Monde, K., Preparation of Carbodiimides with One-Handed Axial Chirality, J. Am. Chem. Soc., 140, 15577-15581 (2018)

Swamy, M. M. M., Murai, Y., Ohno, Y., Jojima, K., Kihara, A., Mitsutake, S., Igarashi, Y., Yu, J., Yao, M., Suga, Y., Anetai, M., Monde, K., Structure-inspired design of a sphingolipid mimic sphingosine-1-phosphate receptor agonist from a naturally occurring sphingomyelin synthase inhibitor, Chem. Commun., 54, 12758 – 12761, (2018)

Gowda S. B., Nakahashi A., Yamane, K., Nakahashi, S., Murai, Y., C. Siddegowda, A. K., Hammam M. A. S., Monde, K., Facile Chemoselective Strategy toward Capturing Sphingoid Bases by Unique Glutaraldehyde Functionalized Resin, ACS Omega, 3, 753-759 (2018)

Kato, M., Hammam, M. A. S., Taniguchi, T., Suga, Y., Monde, K., What Is the True Structure of D609, a Widely Used Lipid Related Enzyme Inhibitor?, Org. Lett., 18, 768-771 (2016)

Taniguchi, T., Manai, D., Shibata, M., Itabashi, Y., Monde, K., Stereochemical Analysis of Glycerophospholipids by Vibrational Circular Dichroism., J. Am. Chem. Soc., 137, 12191–12194 (2015)

北大研究者総覧参照
https://researchers.general.hokudai.ac.jp/profile/ja.yRzoHROg092Lc9Ff5h5Zaw==.html

所属