2022年11月4日(金)に 8th International Life-Science Symposium (ILSS)が開催されました。前回の開催は2019年だったので、今回は3年ぶりの開催です。
ILSSは、大学院生命科学院のInternational Graduate Program (IGP)が主催するシンポジウムです。留学生を含む若手研究者が、分野を問わず口頭発表やポスター発表を通じて議論することで、将来的に国際的な場で活躍してもらうことを目的としています。
当日は51名の留学生を含む137名が参加し、43件の発表(口頭発表12件、ポスター発表31件)が行われました。優秀発表賞が贈られたのは、口頭発表者3名(柴垣光希さん、Syeda Rubaiya Nasrinさん、Lareno Villones Jr. Lopezさん)とポスター発表者1名(井上祐輝さん)です。
鎌田 瑠泉 准教授(理学院)が「新しい自然免疫の記憶メカニズム」について招待講演を行いました。自身の豊富な海外経験を踏まえて、若手研究者が今後、国際的な場で活躍するための助言もありました。
シンポジウムは、大学院博士課程の履修科目「国際研究集会企画プログラム」として開催されています。博士課程の学生が主体となり、国際研究集会を企画し開催することが目標です。当日も、受付、進行、会場係など全てを学生スタッフが行っていました。
このシンポジウムを通して、参加したみなさんの研究がさらに発展し、国際社会への貢献に繋がることを期待しています。