理学部 生物科学科(高分子機能学)4年の春山 博昭(はるやま ひろあき)さんは、北大の交換留学制度を利用して、2025年2月から5月までオーストラリア・シドニーへ留学しました。
春山さんのレポートを紹介します。
シドニー交換留学で広がった世界

春山 博昭(はるやま ひろあき)
理学部 生物科学科(高分子機能学)・3~4年生(当時)
留学先:オーストラリア、シドニー
2025年2月4日~5月31日
体験に至ったきっかけ
小さいころからぼんやりと海外に憧れがあり、「いつかは海外で働いてみたいな」という気持ちがずっとありました。そんな中、大学で交換留学の募集を見かけてチャンスだと思い、踏み出しました。
目標にしたこと
現地での目標は三つでした。
- 大学の授業を理解すること。
- 友達をつくること。
- 授業以外で現地の文化や生活を体験すること。
細かいことは行ってから、くらいの気持ちでした。
参加中の様子
留学先はオーストラリア・シドニーにあるニューサウスウェールズ大学 (UNSW)。期間は1ターム、約4か月です。生物系の科目を取り、講義と実習が一体になった授業スタイルを体験しました。講義は主にオンラインで、自分の都合に合わせて受講でき、その直後に実験で内容を確かめられるのが興味深かったです。
シドニーは高層ビルが並び、東京に似た雰囲気もありつつ、非常に安全でゆったりと時間が流れていて過ごしやすかったです。自然は豊かで、個人を尊重する空気があり、過ごしているだけでワクワクしていました。特にビーチはとても美しく、行くたびに圧倒されていました。



発見や気付いたこと、感想
友達と話す中で、教科書とは違う“生きた英語”をたくさん学べました。例えば、皆さんは「賞味期限」を英語で何というか知っていますか?Google翻訳では ”expiration date” と出てきますが、実際には ”Best before …” が一般的です。こういった生活していないと出会えない表現を知れたのは楽しかったです。
また、“To speak a second language is to have a second soul” という好きな言葉があるのですが、実際いろいろな人と話すと視野が広がるような感じがして、それだけでも貴重な体験でした。
正直、出川イングリッシュ(※)レベルでも十分コミュニケーションは取れます。大事なのは、自分からイベントに参加するなど行動を起こして探求することだと思いました。これは世界でも日本でも変わらないと感じました。
(※)タレントの出川哲朗さんが話す片言の英語



留学を考えている皆さんへ
人生観が劇的に変わったり英語がネイティブ並みに完璧になったわけではないですが、将来の目標やものの捉え方など得た学びは大きかったです。迷っているなら、まずは飛び込んでみても損はしません。何とかなります。
留学が決まっている人は、現地での友達づくりが鍵になると思うので、出発前に英語の耳だけでも少し鍛えておくと良いですよ。楽しんできてください!


