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研究の世界への門戸を叩く(スキルアップ支援レポート)

先端生命科学研究院・生命科学院では所属の学生に対する「スキルアップ支援」を実施しています。

対象は、「MC-DC一貫短縮修了コース(※)」の学生、及び、生命科学専攻(生命融合科学コース)及びソフトマター専攻の博士後期課程(DC)への進学を希望する優秀な博士前期課程学生(MC)・理学部 生物科学科(高分子機能学専修)4年生です。学生の研究能力向上のため、学会参加などへの支援を行います。

※生命融合科学コースまたはソフトマター専攻に所属する優秀な学生を対象として、標準修業年限(MC 2年、DC 3年)を短縮(MC 1-1.5年、DC 2-2.5年)しての博士学位の取得を目指すコース

支援を受けた学生によるレポートを紹介します。

研究の世界への門戸を叩く

山﨑 瞳子(やまざき とうこ)
ソフトマター専攻・博士前期(修士)課程・1年
細胞ダイナミクス科学研究室

この度はスキルアップ支援制度を活用し、2024年11月27日から3日間、福岡県福岡市で開催された「第47回日本分子生物学会年会」に参加させていただきました。

本学会では多岐にわたる演題のシンポジウムが開催されました。私はがん細胞の集団浸潤について研究しており、複雑な細胞動態のライブイメージング技術や1細胞レベルでの遺伝子発現解析についての研究には胸が躍りました。また、様々な研究分野の講演を聴講し、それぞれの分野における今日的な諸課題や最先端の研究手法を学びました。課題解決に向けた着眼点や画期的なアプローチの仕方はとても勉強になりました。

ポスターセッションや学会後の懇親会では、同世代の学生と親睦を深めることができました。単身で学会に参加したため心許ない気持ちもありましたが、知り合ったほかの参加者の方々に温かく迎え入れていただきました。研究分野や環境が異なる方々との交流には新鮮な発見や驚きがあり、とても刺激的で研究への意欲につながりました。また、自身の研究の相対的な立ち位置が浮き彫りになり、俯瞰的な視点をもつきっかけになりました。この度の学会で得られた経験を活かして、より一層研究に励みたいと思います。

学会の会場前で記念撮影。
福岡国際会議場。17会場で同時にシンポジウムが開催されました。
ポスターセッションが行われたマリンメッセ福岡。毎日1000名近くのポスター発表が行われ、会場は熱気に包まれました。
がん細胞を継代している様子。
がん細胞を位相差顕微鏡で観察している様子。

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Update

2025-01-07

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